100日後に退職する47歳を読んで思うこと
100日後に退職する47歳というWEB漫画っていうんですかね。Twitterで毎日掲載しておられたんですが、それが無事に最終話を迎えまして、読んで思うことをせっかくなので残しておきたいと思います。
とりあえず、作者の方に対して思うのは、退職までお疲れさまでしたということと、100日間アップし続ける作業お疲れさまでしたということですね。
自分もほど近い仕事なので、いろいろな感情を感じながら拝見させていただきました。
思うことですが。
退職ってのは、会社にとって日常茶飯事で、たとえどれほどのキーマンであったとしても、割とあっさりしていて、その人がいなくなって混乱や停滞やトラブルがあるとしても、会社としては大きな問題になることなく進んでいく、というのを感じてまして。それがこの100日退職でも表れていたなと思いました。
それと、僕らは少なからず認めてもらいたいとか、感謝されたいとか、労ってほしいと思いますが、会社にとっては、単なる歯車でしかないので、利害が一致しているから使っているだけという感じがします。個人的な思いとか感情はそれぞれにあると思いますが、会社という大きなグループとしてみたときに、そういう感じでみんなが自分に言い聞かせているような気がしました。
それが嫌だったら、自分で起業して社長になるとか、フリーランスになれっていうことなんでしょうけど、みんながみんなそこまでできる(能力的にではなく気持ち的に)訳ではないので、致し方ないこの世の中の仕組みの一つなのかなと思いました。
個人的には47歳さんにはもう少しうまくやってたら、上司や社長の評価も変わっていたのかなと、現場の人あるあるかもしれないですけど、アピールってある程度自分からせざるをえない世の中ではないかなと思いました。自戒の念も込めて。